【家族の話】ひと休み

 大好きな父とのエピソードを忘れないようにと書き始めた『家族の話』。

 私と父とのエピソードを中心に書いていきたかったのだが、話の方向性がおかしくなってしまった。父より、母の出番の方が多くなるのだ。

 母のエピソードを書くとなると、悪口ばかりの暴露話みたいになってしまう。私としては、吐き出すことでスッキリする部分もあるのだが、読む側からしたら気分を害されることもあるかもしれない。

 ただ、私と父のエピソードを書くには、母の存在があまりにも大きく、書かずには話が進まないのだ。

 

 私と父は親子であり、同士だった。

 母から互いを守り合う同士。

 

 1つ大事なのは、私は母を恨んではいないということ。母を好きとは言えない。苦手寄りだ。けれども、反面教師として、私に多くの学びを与えてくれたことも確か。

 私はそのことを深く感謝している。

 比較的、逆境に強いタイプの私は、目の前に困難が立ちはだかったときの方が、俄然やる気が出る。だから、自分の人生をふり返えると、前向きに生きてきたなと自分を誉めたくなる。

 この先も暗くなるような話はあるが、そのエピソードにより、私が何を学んだかも書いていきたいと思っている。

 『渡る世間は鬼ばかり』のように上手くはいかないだろうが、ちょっとでも楽しんでもらえる部分もあればうれしい。

 

読んでくださり

ありがとうございます。

 

次回は私の中学受験の話

にほんブログ村 小説ブログ エッセイ・随筆へ
にほんブログ村